サッカー北中米W杯決勝トーナメント1回戦でポルトガルに敗れたクロアチアの新監督候補は〝2人〟に絞られた。

 ズラトコ・ダリッチ監督は2018年ロシアW杯で準優勝、22年カタールW杯では3位に導いた名将。しかし、クロアチア紙「ジュタルンジリスト」は「ズラトコ・ダリッチ監督の契約が満了し、ここ数週間、さまざまな名前が後任候補として挙がっている。ダリッチ監督はアラブ首長国連邦(UAE)から年間500万ユーロのオファーを受けていて、彼は北中米W杯前にそのオファーを受け入れた」と報じた。

 その上で「すべては一つの疑問に集約される。北中米W杯後、クロアチア代表の監督は誰になるのか」と指摘。後任候補はスラベン・ビリッチ氏とイビツァ・オリッチ氏だという。「クロアチアサッカー連盟の第一候補はスラベン・ビリッチ氏であり、同連盟の執行部内ですでに議論されている。ポルトガル戦後、執行部は再び会合を開き、監督就任の決定と方向性を調整した」と明かした。

 ただ、U―21の代表監督を務めるオリッチ氏を推す声もある。「オリッチは将来有望な人物であり、U―21代表監督という役割は彼の成長の自然な流れであり、いずれはA代表監督の座も彼の手に渡るだろう」との見方を示した。

 それでも「クロアチア人監督の中ではビリッチ氏が最も理にかなった選択肢として際立っている。彼は経験豊富で、権威があり、コミュニケーション能力に優れ、新たなスタートを切る必要がある代表チームを引き継ぐのに十分な経験を持っている。確かに06年当時の若々しいエネルギーは持ち合わせていないが、安定感、信頼性、そして経験を兼ね備えている」と指摘。北中米W杯を去ったチームは、着々と4年後に向けた準備を進めているようだ。