サッカーブラジル代表のカルロ・アンチェロッティ監督は、ヒザに爆弾を抱えているようだ。
北中米W杯決勝トーナメント1回戦では、日本を2―1で下してベスト16進出を決めた。試合は日本が先制するも、ブラジルが後半に追いつく。最後はFWガブリエル・マルティネッリ(アーセナル)の勝ち越し弾で勝利を引き寄せた。
厳しい戦いを制したブラジルだったが、アンチェロッティ監督は喜びを爆発させなかったという。ブラジルメディア「Folha de S.Paulo」によると「私は他の人みたいに走ることはできません。ヒザの靭帯を損傷してしまうからです。私は67歳ですから」と話した。
ただ、指揮官ならではの矜持もあった。「私にとって、試合は決して終わっていなかった。マルティネッリが得点した時、まだ数分残っていた。だから、私は喜ぶことができない。なぜなら、試合が終わったと思っていたのに、悪い結果に終わってしまうことが何度もあったからだ」と振り返った上で「試合が実際に終わった時に祝うこともできたでしょう。しかし、日本戦のような試合が終わると、喜びよりも安堵感の方が大きいのです」と神妙に語った。
そのブラジルは5日(日本時間6日)にベスト8入りを懸けてノルウェーと相まみえる。怪物のFWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティー)を擁するチームにも、アンチェロッティ監督は冷静に対処しそうだ。












