サッカーの北中米W杯のイングランド代表が、過激サポーターを擁するメキシコの〝治安対策〟に苦心している。

 イングランドは5日(日本時間6日)の決勝トーナメント(T)2回戦で、共催国のメキシコと首都メキシコシティー激突する。今大会は一部メキシコサポーターの迷惑行為が問題となっており、決勝T1回戦でメキシコに敗れたエクアドルが国際サッカー連盟(FIFA)に苦情申し立てを行った。

 そうした中、英紙「デイリーメール」は「エクアドル代表が車のクラクションや霧笛、花火、大音量の音楽に悩まされたことを受け、イングランド代表ホテル周辺には〝鉄の包囲網〟を敷設へ」と伝えた。

「現在、FIFAと現地警察の間では、熱狂的な雰囲気が予想される(会場の)エスタディオ・アステカでの大一番を前に、イングランド代表のホテル周辺を効果的に封鎖するための協議が進められているとみられる。最終決定には至っていないものの、エクアドル代表のように試合準備へ悪影響が及ぶ事態は避けたいという考えがある。エクアドルはホテル周辺での騒音だけでなく、空港や道路でも移動の遅延に見舞われていた。実際、イングランド代表はメキシコシティー滞在中、警察による護衛を受ける予定となっている」と具体的な対策を紹介した。

 また、世界的プレーヤーのFWハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)やMFジュード・ベリンガム(レアル・マドリード)らを擁するイングランドイレブンは、エクアドル代表とは別のホテルに宿泊するという。

 試合当日は大アウェーが予想される中、厳重警備で開催国を粉砕できるか。