サッカーの北中米W杯決勝トーナメント(T)1回戦(3日=日本時間4日、米国・ダラス)、エジプトがオーストラリアと対戦。1―1からのPK戦を4―2で制し、16強進出を決めた。一方のオーストラリアは決勝Tでの初勝利はならず。アジア勢が大会から姿を消した。

 エジプトは前半13分、DFカリム・ハフェズ(ピラミッズ)がペナルティーエリア手前からクロスを供給。ゴール前に走り込んだMFエマム・アシュル(アルアハリ)がヘディングで合わせて先制点を奪った。

 オーストラリアは後半10分、MFエーデン・オニール(ニューヨーク・シティー)がペナルティーエリア左からFKを蹴ると、相手DFの頭に当たってオウンゴールを誘発。試合を振り出しに戻した。同アディショナルタイムには、GKパトリック・ビーチ(メルボルン・シティー)が相手選手の枠内のシュートをスーパーセーブ。その後もエジプトの猛攻をしのぎ切り、試合は延長戦へ突入した。

 延長戦は両チームとも得点できないまま、勝負の行方はPK戦へ。オーストラリアは1人目がゴール上へ大きく外すと、4人目もクロスバーを直撃。エジプトはエースのFWモハメド・サラー(リバプール)を含む4人全員が決めて勝利をつかんだ。

 オーストラリアは〝最後のとりで〟を守れなかった。アジア9チームで決勝Tに進出したのは日本とオーストラリアの2か国のみ。今大会でアジア勢は4・5枠から8・5枠へと拡大したが、世界の壁にはね返された。