元ブラジル代表FWエジウソン氏(55)がカルロ・アンチェロッティ監督が北中米W杯敗退の戦犯と断言した。

柏レイソル時代のエジウソン氏
柏レイソル時代のエジウソン氏

 同W杯決勝トーナメント1回戦で日本に勝利したブラジルは2回戦でノルウェーに敗れて、16強で敗退となった。ブラジルメディア「CNN Esportes」の取材に応じた元J1柏のストライカーは、FWネイマール(サントス)をW杯メンバーに抜てきし、試合に起用した指揮官の責任が重いという。

「ケガをした選手は起用しないと言っておきながら突然(方針が)変わるとなんてあり得ない。ネイマールはケガをしていた。こうしたことすべてがチームの雰囲気を大きく乱す。だからアンチェロッティの計画は間違っていたと思う。実際はこれまで言っていたこととまったく違うことをしたんだ」と憤った。

 指揮官の意向で約2年8か月ぶりに代表復帰を果たし、W杯メンバーとなったが、負傷を抱えていたネイマールは試合に出られず、リハビリに専念。1次リーグ最終戦スコットランド戦で途中出場し、15分ほどプレーするも動きにキレはなく精彩を欠いた。日本戦でも10番を起用したが、調子の上がらない選手を大事な局面で起用することにイレブンの不信感が高まっていったという。

 その上でエジウソン氏は「選手たちはネイマールに代表に来てほしかった。なぜならブラジルが負けたら誰の責任になるか?ネイマールだ」と指摘。アンチェロッティ監督の考えには触れていないが、指揮官にも同様の考えがあった可能性を示唆したといえるが、王国ブラジルは再起できるだろうか。