ノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロート(30=アトレチコ・マドリード)への誹謗中傷を巡って、同国内で処罰を求める声が上がっている。
セルロートは11日(日本時間12日)の北中米W杯準々決勝イングランド戦の1―0の前半44分、右サイドからエリア内に侵入すると、シュートを打ち、相手にブロックされてしまう。左側にいたフリーのFWアーリング・ハーランド(マンチェスター・シティー)がいたため、パスを出さなかったことで〝戦犯〟扱いされてしまった。SNS上には殺害予告や自殺を求める投稿もあるほど深刻な状況となっている。
セルロートは試合後、同国メディア「VG」に「あの状況で私がやりたかったのは、アーリングにパスを出したかったが、そのパスは通らないと感じたから、シュートを打ったんだ」と語っていた。
そんな中で同国紙「ダグブラデット」は「弊紙は表現の自由に関してリベラルな立場を取っており、サッカー選手でさえ、素人評論家や後知恵の達人たちからの激しい批判に耐えなければならない。それは、人々の心を揺さぶるスポーツに携わる上での代償である。しかし、脅迫や自殺への煽動は、許容範囲をはるかに超えている。警察は捜査を開始し、直接的な脅迫や暴力への煽動を処罰すべきだ」と主張した。
そのほか同国メディア「Nettavisen」は「アレクサンダー・セルロートと彼のパートナーであるレナ・セルネスに対する扇動行為は、多くの人々の怒りを買っている」とSNS上などに上がった誹謗中傷に反対する意見を伝えた。












