日本代表イレブンに仰天プランが浮上した。北中米W杯に臨んだ森保ジャパンは決勝トーナメント1回戦で敗退したものの、好パフォーマンスを発揮した選手たちに欧州クラブは熱視線。FW中村敬斗(スタッド・ランス)を筆頭に多くの代表戦士が今夏のステップアップが確実視される中、フランス1部の名門マルセイユでは日本代表チームの〝箱買い〟を熱望する声が出ている。

「選手の見本市」とも言われるW杯で奮闘した日本イレブンが高評価を得ている。米国などに複数の選手を送り込んだ選手代理人は「あれだけ魅力あるサッカーができる日本選手を欲しいと考えるクラブは、たくさんあると思う。もういろんな報道でも報じられているようにね。この夏に多くの選手が移籍するんじゃないかな」と指摘した。

 実際に、中村にはインテル(イタリア)や名門マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)、ベンフィカ(ポルトガル)などが興味を示し、MF佐野海舟(マインツ)にもマンUやリバプール、アーセナル(ともにイングランド)が関心を寄せる。オランダリーグ得点王のFW上田綺世(フェイエノールト)には、アストンビラ(イングランド)やACミラン(イタリア)が獲得への動きを見せ、W杯で大活躍のGK鈴木彩艶(パルマ)にもマンUやアストンビラ、MF田中碧の所属するリーズ(イングランド)がリストアップ済みと報じられている。

 今後、日本イレブンの去就動向が気になる一方で、フランスメディア「FOOT 01」によると、かつて日本代表DF長友佑都(現FC東京)や元代表中田浩二らが所属した同国1部の名門マルセイユで日本代表チームの〝箱買い〟を求める意見が高まっているという。「マルセイユのファンは(ブラジル代表FW)ヴィニシウス(レアル・マドリード)以上に日本選手たちに熱狂している」と報じた。

 同メディアは「GKからFWまで日本選手たちは全力を尽くし(ブラジル戦勝利に)あと一歩まで迫った。マルセイユが新戦力の獲得に苦戦し、手頃な価格で尽くしてくれる献身的な選手を探している今、ファンの意見は一致している。(スポーツディレクターを務める)グレゴリー・ロレンツィは日本代表チーム全員と契約すべきだ。彼らはクラブのエンブレムのためにすべてささげる」と伝えた。

 同メディアによると、SNS上でも「いっそのこと全員を売却して日本チームを買おう」「誰も欲しがらない無名の南米選手やアフリカ選手よりも、トラブルを起こさない日本選手がいい。何より全力を尽くしてくれる」「W杯だけで判断するわけではないが、少なくとも鈴木彩艶は…。トップGKの風格」「中村敬斗をマルセイユへ、というキャンペーンを始めよう」との意見が書き込まれているという。

 かつて所属した長友やDF酒井宏樹(現オークランド)がファンに与えた好印象もあり、クラブ側に日本選手の爆買いを要求しているという。ベルギー1部シントトロイデンも多くの日本人を獲得し、新シーズンで欧州リーグ(EL)に参戦する強豪となったが、サッカーの本場で日本人ブームが巻き起こりそうだ。