今季限りでJ2千葉を退団する元日本代表FW佐藤寿人(38)が揺れている。関係者によると、佐藤は現役引退を選択肢としながらも、まだトップレベルで戦えると判断。チームに貢献できるミッションを求められれば、引き続きピッチ内外で貢献していきたい考えを持っているという。
特に佐藤を悩ませているのは、他クラブからの興味だ。J1最下位で経営面でも苦境に立つ古巣仙台の周辺から「再建してほしい」との声が出ているように、これまでに複数のJクラブから打診や問い合わせが届いている。まだ正式オファーに至っていないものの、プレーとともにチームのまとめ役として獲得を検討中のクラブがあるため〝必要とされるなら〟との思いから、今後の去就判断について苦悩しているわけだ。
希代の点取り屋の佐藤はJ1広島時代、森保一監督(52=現日本代表監督)の下で3度の優勝に貢献した。2012年にはMVP、得点王、ベストイレブン、フェアプレー賞の個人4冠に輝いた。Jリーグ通算220得点は歴代1位。J1通算161得点は歴代2位(1位は大久保嘉人の185点)など、J屈指の実績を誇る。
今季は千葉で8試合2得点(15日現在)と出番に恵まれていないものの、20日のJ2最終節を前に、佐藤の決断が気になるところだ。












