J1清水、J1名古屋、J2磐田、J3藤枝、J3沼津、J3岐阜の東海地区6クラブが1日、Jリーグが推進する社会連携活動の一つである防災をテーマにした新プロジェクト「ソナエル東海」の発足を発表した。

 今回のプロジェクトは、今後30年以内の発生確率が80%を超えるといわれる南海トラフ地震を始めあらゆる災害に対して「備えるを、たのしもう。」をコンセプトに、多様な連携先とともにJクラブの持つ資源を使い、災害から命を守り避難生活に備えるための防災意識を高め、具体的な行動の喚起へつながることを目指す。

 ソナエル東海の活動としては公式LINEをJVOADとともに開設し、防災プラットフォームとして6クラブのファン、サポーターを中心として各ホームタウンの方々に登録を呼びかける。災害発生時には正しい情報を登録者に届け、平常時も正しい防災知識を提供する。

 また各クラブによる個別の活動も展開。清水は公式オンラインショップ上に防災グッズ特設ページの開設や防災に関する啓発動画の発信、磐田はハザードマップの周知や小中学生を対象とした防災ゲームの製作、藤枝は防災リーフレットの作成や啓蒙活動、沼津は「全力防災隊」の発足、名古屋は備蓄品を学ぶ企画の実施やオリジナル防災バッグの販売、岐阜は防災に関する啓発活動などをそれぞれ実施していく。

 プロジェクト発足にあたり、元日本代表で名古屋の楢﨑正剛クラブスペシャルフェロー(44)は「南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくないと言われているこの地域で、日頃から備えることが命を守ることにもつながります。そうしたことを、Jクラブ同士が力を合わせて取り組むことは、非常に素晴らしいことだと思います。この連携を入り口として、みんなで災害に備えていきましょう。僕ももちろんソナエル東海の一員ですし、どんどんメンバーが増えていくことを願っています」と呼びかけ、活動の輪が広がることに期待を寄せた。