北中米W杯で物議を醸した「バログン問題」が、新たな波紋を広げている。
英紙「サン」は「イングランドのジャレル・クアンサーは、W杯でレッドカードを受けたバログンと同じ反則だったにもかかわらず、FIFAによって出場停止処分が延長された」と題する記事を掲載。イングランド代表DFジャレル・クアンサー(レバークーゼン)が決勝トーナメント1回戦のメキシコ戦で退場処分を受け、2試合の出場停止処分となったことを報じた。
米国代表FWフォラリン・バログン(モナコ)は決勝Tの1回戦で一発退場。次戦は出場停止となるはずだったが、国際サッカー連盟(FIFA)はバログンの処分を1年間猶予。2回戦のベルギー戦に出場した。その背景として、ドナルド・トランプ米大統領による介入が影響したとも指摘されている。
同記事では「W杯ではレッドカードを受けると自動的に1試合の出場停止処分となるが、FIFAは必要に応じてその処分を延長する権限を持っている」とした上で「クアンサーの追加出場停止処分により、彼はノルウェーとの準々決勝(11日=日本時間12日)、そして準決勝に進出した場合のアルゼンチンかスイスとの準決勝(15日=同16日)を欠場することになる」と今後の見通しを伝えた。
英紙「デーリー・メール」も「FIFAはドナルド・トランプのW杯介入にもかかわらず、メキシコ戦でレッドカードを受けたイングランドのスター選手(クアンサー)には情けをかけることを拒否」と批判的に報道。「クアンサーは、イングランドがメキシコに勝利した決勝Tの1回戦で、VARによるレビューの結果(相手選手への)スライディングタックルで退場処分となった。このタックルは当初、ピッチ上では罰せられていなかった」とバログンとの類似点を指摘した。












