11月開幕のカタールW杯に臨む日本代表が4―1で快勝した国際親善試合のパラグアイ戦(2日、札幌)に初招集されたDF伊藤洋輝(23=シュツットガルト)が左サイドバックでデビューし、攻守ともに大きな存在感を示した。

 ドイツ1部シュツットガルトでも先発に定着している伊藤は的確なタイミングでの攻撃参加や冷静な守備対応など、初陣とは思えないパフォーマンスで勝利に貢献。W杯メンバー入りを猛アピールした。後半からセンターバックでプレーした伊藤は「前半は攻撃参加のチャンスをつくれた。後半に自分のミスから失点したので反省したい。もっとコミュニケーションを取ってチームの力になれるように」と語った。

 左サイドバックは大ベテランの長友佑都(FC東京)と東京五輪にも出場した中山雄太(ズウォレ)がポジション争いを展開している。

 伊藤は長友との比較について聞かれ「プレースタイルは違うし(長友は)経験、実績もある。クロスの精度やタイミングもまだまだ。勉強させてもらっている」と語った上で「手応え? まだないというのか(W杯)メンバー争いに関しては厳しい」と慎重だったが、若武者の台頭で左サイドバックのサバイバルは激化したといえそうだ。