北中米W杯1次リーグI組初戦(16日=日本時間17日、米国・ニューヨーク)でセネガルと対戦するフランスのエースFWキリアン・エムバペ(26=レアル・マドリード)に批判が殺到している。
世界的ストライカーは5月にフランス誌の取材で母国の一部政党批判し「彼らのような人々が権力を握ると、それが何を意味し、私の国にどのような結果をもたらすか、わかっている」などと持論を語った。するとエースの政治的な発言にフランス内で大きな波紋が広がり、賛否両論の大論争に発展している。
元フランス代表のミシェル・プラティニ氏はエムバペに向けて「国は国民のためにプレーしているんだ」とし「一度立場を表明すれば世界の半分と対立することになる」とし、政治的に中立を保つべきと求めた。元代表のクリストフ・デュガリー氏も「問題や緊張を生み出す可能性がある」とチーム内外への影響を懸念した。
フランス代表のディディエ・デシャン監督は報道陣に対し「私に願いがあるとすれば、それは選手たちに相手チームやサッカーについて質問してほしいということだ。質問したい気持ちは理解できるが、選手はそれに答えるためにここにいるわけではない」と要請。エムバぺについては擁護し「表現に自由があるし、発言するなとは言わない。彼らはデリケートな話題であることを理解している」と語った。
この問題について英紙「ガーディアン」は「プラティニを始め、元選手たちはキャプテンがチームの集中力を乱していると非難する一方、デシャン監督はエムバペの発言権を擁護した」とし「エムバペはプレー以外の理由でも、自分の言動が厳しく精査されることを認識しているはずだ」と指摘していた。












