J1川崎は9日、明治安田J1リーグ第1節東京V戦(味スタ)で、終了間際に追いついて1―1で引き分けた。

 前半は両チームともにゴール前のあと一歩のところでネットを揺らせない展開。スコアレスで折り返すと、川崎は後半開始わずか1分で失点を許した。相手のシュートをGKスベンド・ブローダーセンが一度は止めるも、ゴール前で先制弾を奪われた。

 その後は同16分にFWラザル・ロマニッチとマルシーニョの2人を投入するなど、反撃を試みる。なかなか得点を奪えず黒星発進かと思われた終了間際、左サイドからのクロスを相手がクリアミスし、FWラザル・ロマニッチが反応して左足で押し込んだ。

 なんとか勝ち点1を手にしたが、長谷部茂利監督は「入りもゲーム内容も悪くはなかったが、良くないです」と満足せず。「その理由は得点を取れなかった。もっとシュートを良い形でフィニッシュを迎えられるように。もちろん意識してトレーニングしているが、今日のところはそれが足りなかったと」と険しい表情を浮かべた。

 土壇場で追いついたイレブンについては「諦めない姿勢は良かったと思う」と一定の評価をしつつも「前半から点数を取るチャンスはあったと思う。ただ、そこで取り切れない時間、また後半の立ち上がりに1失点はいらなかったと思うし、自分たちの拙さ、足りなさが出た試合だった」と厳しく採点した。

 長谷部体制1年目の昨年はリーグ戦8位。初戦で浮き彫りになった課題を修正し、2年目の飛躍につなげていく。