全日本プロレス「チャンピオン・カーニバル(CC)」覇者の青柳優馬(26)が王道マット改革に着手する。

 史上最年少で祭典を制し、15日の札幌大会では3冠ヘビー級王者の宮原健斗(33)に挑戦する。26歳6か月でベルトを奪取すれば、宮原が持つ同王座の史上最年少戴冠記録(26歳11か月)を塗り替える。「今の記録を持っている本人から取るからこそ面白い。全日本が輝くために、自分自身も変わっていこうと思います」と不敵に口にし、こう続けた。

「大体、団体が50周年を迎えた節目で『俺がメインだ。主役だ。エースだ』とか言う人の気が知れないんですよ。50周年はお客さんのおかげで、主役はお客さんですから。僕は自称エースになりたくない。そして自称でエースとか言っちゃう輩が増えちゃったから、そのへんを変えたい」

 固有名詞を一切出さず現3冠王者に揺さぶりをかける陰湿さは、もはやため息が出るレベル。さらにCC優勝決定戦で破ったジェイク・リーに「俺と一緒に全日本を盛り上げよう」と共闘ラブコールとも取れる言葉を送ったことについては「とりあえず全方向に石を投げてみて『あとはどうなるかは知りません』みたいな。でも正直、このまま(宮原とのタッグで)居心地のいい、ぬるま湯にいていいのかという思いはあります」と無責任男の本領を発揮した。

 この男が頂点に立てば、全日本にカオスが訪れること必至だ。