阪神は6日の中日戦(バンテリン)に0―1でサヨナラ負け。延長10回二死まで相手先発・大野雄にパーフェクト投球を許す屈辱的な試合内容で接戦を落とした。

 この日、チーム唯一となる安打を放ったのは佐藤輝明内野手(22)。10回二死無走者の場面で2球目の147キロ直球をはじき返し、右中間を割る二塁打とした。結果的にはこの一打が、記録上は大野雄の完全試合を〝阻止〟する格好となった。

 だが当然、試合後の背番号8に笑顔はない。「(大野雄は)コントロールが良かったと思います。(10回の二塁打は)速い球に合わせて打った。明日はしっかり打ちたい」と言葉少なに振り返った。

 佐藤輝のチャンスメークもむなしく、続く大山は甘いコースへの直球を打ち損じ、二飛で凡退。「(大山)悠輔に一本が出てないからね。なかなか点が入らないというところは、打線全体の課題」と矢野監督は低調な打線を嘆いた。