負けず劣らずの好投も…。阪神は6日の中日戦(バンテリン)を延長10回、0―1のサヨナラ負けで落とした。
3試合連続完投ながら今季初黒星を喫した先発・青柳晃洋投手(27)は、打者29人までパーフェクト投球を見せた中日・大野雄との息詰まる投手陣を振り返り「大野さんが素晴らしいピッチングをされていて、僕も乗せられていいピッチングができたのもあった」と、好投が報われなった悔しさを抑えつつ、相手を持ち上げながらサバサバと振り返った。
延長10回二死までを完璧に封じた左腕に負けず劣らず、虎のエース右腕も9回まで喫した安打はわずか2本。前回登板まで2試合連続完投中で迎えた先発マウンドで、変わらぬ安定感を発揮していたが、延長で力尽きた。
球数が100球を超えた延長10回裏。一死から三ツ俣に左翼フェンス直撃の二塁打を浴びたのをきっかけに、一死満塁のピンチを迎えると、石川昂への2球目のツーシーム。この試合109球目をはじき返された。無情にも打球は青柳の頭上と前進守備の二遊間の間を抜け、痛恨のサヨナラ負け。好投は報われず「延長10回を任せてもらえたのに最後、簡単にサヨナラを食らったので、そこだけは情けない。1点も取られなければ、負けはないなと思っていたので」と肩を落とした。
とはいえ先発で10イニングを投げ、5安打最少失点の右腕を責めるわけにはいかない。矢野燿大監督(53)も試合後「(青柳を)負けさせたベンチ、打線の責任。最後(サヨナラ負けに終わり)青柳は『すいません』って言ってベンチに帰ってきたけど、謝ることは何もない」と当然のように青柳への〝懺悔〟が口をつき、敵に負けず劣らずの、エースにふさわしい投球ぶりをねぎらっていた。












