14日の全日本プロレス後楽園ホール大会で、世界タッグ王者の〝陰湿ファイター〟青柳優馬(25)が大逆転の末、V2に成功。ビッグマッチでの「誰も期待していない」メインイベンターに名乗りを上げた。
青柳はこの日、パートナーの宮原健斗とともにゼウス(39)、入江茂弘(32)を迎えての防衛戦に臨んだ。その陰湿な言動で独特なポジションを確立つしつつある青柳だが、まずは試合で存分に持ち味を発揮した。
ゼウス、入江の規格外パワーに押し込まれた王者組は中盤以降、防戦一方の戦いを強いられる。特に青柳は孤立させられ、入江に肩車された状態でゼウスにチョークスラムでマットに叩きつけられるなど2人の集中砲火を食らった。
そのままゼウスとの一騎打ちになり、強烈なラリアートで1回転させられるなどやられまくり。ところが、最後にジャックハマーで仕留めにきたところを首固めで切り返すと、そのままエンドゲーム(変型羽根折り固め)でレフェリーストップ勝ちを収めた。
得意技での大逆転を収めた青柳は「ゼウスさんに勝っちまったぞ」と笑み。さらに、宮原の「止めろ」という制止も無視して客席をわざわざ見渡し、ゼウスグッズを持ったファンをわざわざ見つけ、わざわざ指さすと「どうだ、ゼウスファン」「ザマアみろ」と陰湿にあおった。続いて春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」(4月9日にエディオンアリーナ大阪・第2競技場で開幕)、5月16日の東京・大田区総合体育館大会について触れ「さっき、大田区で3冠戦やるって言ってましたね? 誰も期待してないでしょ、青柳優馬がそのメインで勝つなんて。そのまま期待しないで下さい」とひねくれた笑み。そして「チャンピオンカーニバルも優勝して、大田区のメインも俺がもらうから。誰も期待しないでいいよ」とふてぶてしく話した。
昨年のCC覇者に完勝し、今年のダークホースに名乗りを上げた青柳。今年の王道マットで、台風の目的存在になりつつあるのかもしれない。












