【アラバマ州バーミンガム発】中邑真輔(42)の祭典「レッスルマニア38(WM)」(4月2、3日、テキサス州・AT&Tスタジアム)出撃が電撃決定した。

 WWEのスマックダウン(SD)で、SDタッグ王者のウーソズ(ジミー&ジェイ)がリングに登場し「236日間、王座を保持している。俺たちにふさわしいWMでの対戦相手がいない」などとアピールしていた。そこに中邑の入場テーマがかかり、中邑と相棒で右ヒザを負傷しているリック・ブーグスが姿を現した。
 
 ブーグスが「俺たちが次のSDタッグ王者だ」と挑発。ウーソズは「WMで俺たちと対戦したいのか? ジェイに勝ったら王座に挑戦させてやる」と条件をつけられ、急きょブーグスとジェイの一騎打ちが実現した。

 中邑が自身の祭典行きを託した相棒のセコンドに就く中、中邑&ブーグスは用意周到だ。ブーグスは突如、ヒザの包帯をほどいて負傷のふりをしていたことを明かす。ジェイが驚いた表情をすると、ベアハッグからスープレックスを叩き込んだ。

 さらに観客のチャントに合わせてジェイを何度もリフトアップしてみせた。ここでジェイのセコンド、ジミーがエプロンに上がり、ブーグスをかく乱。中邑はジミーを止めに入り、ハイキックを見舞った。これが空振りとなると、スーパーキックを浴びて場外にダウンした。

 それでも、ペースを譲らなかったブーグスはジミーにエルボーを打ち込んで吹っ飛ばした。スキを狙ったジェイの丸め込みをカウント2で切り返し、勝負をかけたスーパーキックも右足をつかんで回避。そのままパンプハンドルパワースラムでマットに沈め、3カウントを奪った。

 祭典行きを決めたブーグスは会場のWMマークを指さして歓喜。その瞬間、ジミーがギターでブーグスをぶん殴った。王者組の非道な一撃でブーグスが大ダメージを負うと、中邑がリングイン。ブーグスを介抱しつつ、ベルトを持ったウーソズをにらみつけた。

 その後に、WMで両チームの王座戦が正式発表された。中邑&ブーグスは「とても興奮している。俺たちが新しい王者になる」と王座取りを宣言した。

 相手のウーソズはユニバーサル王者ローマン・レインズのいとこでWWE屈指の強豪チームだが、インターコンチネンタル王座を2月に失ったばかりの中邑にとっては千載一遇の大チャンスだ。2019年の祭典でもルセフとのコンビでウーソズに4WAY同王座戦で挑んだものの、王座奪取はならなかった。それ以来となる祭典出場でベルトを巻き、存在を世界にアピールしたいところだ。

 中邑&ブーグスVSウーソズのSDタッグ王座戦が行われる「レッスルマニア38」は、日本時間4月3日にWWEネットワークで配信される。