東京女子プロレスで活躍するアイドルグループ「SKE48」の荒井優希(23)が、プロレス界の〝春場所〟を制す。19日の東京・両国国技館大会ではインターナショナル・プリンセス王者の伊藤麻希(26)に挑戦。同大会を皮切りに今春は各団体のビッグマッチが両国国技館で予定されており、荒井は先陣を切って初戴冠を果たし、東京女子にメガインパクトをもたらす。
今春の両国国技館は各プロレス団体のビッグマッチがめじろ押しだ。しょっぱなは19日の東京女子で、翌20日にはDDTが「旗揚げ25周年大会」を開催。そして26、27日の2デイズでスターダムと、今月だけで4大会が行われる。4月も9日に新日本プロレス、10日にはゼロワンの「20周年&21周年記念大会」として開催される押忍プレミアム興行、そして29、30日にノアの興行が控える。
さながらマット界の春場所ともいうべき〝両国興行戦争〟の様相を呈しており、その一角に名を連ねた荒井は「それだけ(大会が)続くほど、プロレスにとって大事な会場ということなんだと思います。自分はまだ知らないことも多いですけど、先輩たちからこの会場にかける思いを感じています」と表情を引き締めた。
常々口癖のように「東京女子を広めたい。盛り上げたい」と話している。それだけに、今回の興行戦争も団体をより世間に広めるきっかけにするつもりで「イベントが続く中で、一番最初の東京女子が一番盛り上がること間違いなしなので、みんなに見てもらいたいと思います」と断言する。
さらに「自身の王座奪取が一番のインパクトになるのでは?」と水を向けると「じゃあ、絶対に勝ちますよ! この中で東京女子が一番の大会になるようにします」と即答した。
だが相手は昨年5月4日のデビュー戦で敗れた伊藤だ。「何年かかってもいいから、伊藤麻希を潰しに来い」とエールを送られた因縁の相手で、苦戦が予想される。
それでも荒井は「デビュー戦が伊藤さんだったから今も続けていると思う。〝あの言葉〟を送られたからこそ今があると思います」と感謝の気持ちを示した上で「ここまでやってきた自分の全てが出る試合だと思います。伊藤さんを意識することが練習のモチベーションにもなってきました。その全てをぶつけたいです」。恩返しを込めて叩きのめす決意だ。
王座奪取後に見据える光景もある。「自分がベルトを取ることで、もっと新しい、キラキラした東京女子を見せられる自信はあります。東京女子の未来のためにも、ベルトを取ってたくさんタイトルマッチができたらなと思います」。勝てば最大級のインパクトを残せるのは事実。愛する東京女子のためにも下克上を成し遂げる。












