今こそ世界最大のプロレス団体・WWEの魅力を堪能しよう。昨年末でJ―SPORTSがWWEの放送を終了。2022年からはWWE公式ユーチューブチャンネルで「ロウ」「スマックダウン」の2大ブランドが無料で視聴(ダイジェスト版)できることになった。加えてWWEネットワークで配信される他のブランドやプレミアム・ライブ・イベント(PPV)も内容が充実。ステイホームが続く現在こそ、WWEの魅力を改めて満喫するチャンスだ。
【ロウ】
これまで毎週火曜に配信されていたロウは水曜に変更となった。3時間番組から1日遅れのダイジェスト英語版に変更となったが、逆にWWEが選んだ大会の重要な部分のハイライトが視聴できる。しかも無料。誰でも気軽に楽しめる環境が整った。
さらにはWWEネットワーク(1か月9ドル99セント=日本円で約1159円)に加入すれば「ディス・ウイーク・イン・WWE」などで大まかな流れが確認できる。もちろんPPV大会や他のブランドもネットワークで視聴できる。わずか1000円超でWWEのほとんどをカバーできるのだから、歴史的な“改革”といっていい。
19日(日本時間20日)のPPV大会「エリミネーション・チェンバー(EC)」(サウジアラビア)では、“ビースト”ことブロック・レスナーがWWE王座を奪還。祭典「レッスルマニア38」(4月2、3日、テキサス州アーリントン・AT&Tスタジアム)ではユニバーサル王者ローマン・レインズとの頂上対決が決定した。
女子では、昨年8月に産休から復活していきなりロウ女子王座を奪還した“ザ・マン”ことベッキー・リンチがカリスマとして君臨する。欠場が続いている元ロウ女子王者のアスカも祭典での復帰を目指しているとの情報もあり、春以降の劇的な展開が注目されている。
また24/7王座奪取に異様な執着心を見せる戸澤陽がどこまで戴冠記録(現在11回)を伸ばすかも注目だ。
【スマックダウン】
SDは毎週土曜配信から日曜に変更となり、より視聴しやすくなった。注目はやはり日本を代表する“キング・オブ・ストロングスタイル”こと中邑真輔。19日配信大会ではサミ・ゼインに敗れインターコンチネンタル王座を失ったものの、今後は王座奪還を目標に反撃が期待される。
SDには難攻不落のユニバーサル王者レインズが君臨するが、祭典では、WWE王者レスナーとの王者対決が決まった。両者はレスナーのWWE王座転落をめぐって因縁があるだけに、祭典の歴史に残る激闘となるはずだ。
またSD女子王者の“女王様”シャーロット・フレアーは、1月の「ロイヤルランブル(RR)」女子RR戦優勝というサプライズ復帰を果たした“最強”ロンダ・ラウジーと祭典で王座戦を行う。ロンダ様が王座奪取となれば、対抗王者のベッキーとの再戦を含めて女子王座戦線に大きなうねりが起きそうだ。
【PPVと他のブランド】
こちらはWWEネットワーク加入で「レッスルマニア38」など毎月のPPV大会が視聴可能となる。「ロウ」「SD」が無料配信となっただけに、加入により全ブランドが網羅できる。
元NXT女子王者の紫雷イオ、元NXTクルーザー級王者のKUSHIDA、“太陽の戦士”サレイ、イケメン二郎らが所属する「NXT2.0」は従来通りに毎週木曜配信、女子プロレス界の横綱ことNXT・UK女子王者・里村明衣子の「NXT UK」は毎週金曜配信、新番組「NXTレベルアップ」は土曜配信となる。
イオは最近、軍団抗争に燃えており、元NXT・UK女子王者ケイ・リー・レイとの「日英最強タッグ結成」も実現し快進撃に注目が集まる。
KUSHIDAとイケメンの「ジャケット・タイム」も人気が固定。それぞれシングルでも活躍しておりKUSHIDAは早くも新番組に登場。イケメン、大幅なイメチェンに成功したサレイとともに「NXT」と「レベルアップ」両方のリングに活躍の場を広げそうだ。
NXT・UK女子王者の里村も4日に遺恨の相手ブレア・ダベンポートを「ジャパニーズストリートファイトマッチ」で退け6度目の防衛に成功。もはや無人の荒野を突き進む感は強い。
いずれにせよこのチャンスを逃す手はない。以前よりグッと視聴方法が身近になったWWEの魅力を改めて体感しよう!












