巨人に横たわる長年の課題の一つが「二塁手問題」。今年の春季キャンプでもレギュラー争いが展開されている。

 対外試合が本格化し、二塁をメインに起用されているのが吉川尚輝内野手(27)と広岡大志内野手(24)の2人。お互いのライバル心をあおるかのように、24日に行われた楽天との練習試合(那覇)では、広岡が「8番・二塁」で先発出場し、2打数1安打1打点をマークすると、その広岡の代打として途中出場した吉川は右前打を放った。吉川にとっては、これが対外試合の初安打となった。

 原辰徳監督(63)は両者が攻撃面で結果を残したことには満足げな表情を浮かべた一方で、守備を含めた総合力では吉川が一歩リードしていることを示唆した。この日の広岡の守備について「センター前に抜けてヒットはヒットだけど、尚輝だったら捕ってるね。グラブに当てるとか、何らかの形でね。そのへんは大きな課題だと思いますよ。確かに、いいものも出ているけれどもね」と評した。

 もちろん、競争はまだまだ続く。広岡のほか、2年目の中山らにもチャンスはある。開幕スタメン、そして正二塁手の座をつかむのは果たして誰か――。