阪神・及川雅貴投手が15日、春季一軍キャンプでシート打撃登板をし、打者5人を相手に1安打2三振と、上々の投球内容を披露した。
今季から先発への転向を目指す左腕は、前回登板の練習試合・日本ハム戦(8日、宜野座)で立ち上がりに苦しみ3回3安打3失点。「(日本ハム戦は)自分で自分のことを追い込んで(制球面で自滅して)しまいましたが、今日はシート打撃ということで思い切って、ゾーンを幅広く見て投げた。そうしたら腕もしっかり振れました。気持ちの余裕も大事なのかなと。そこは前回と変えたところです」と一定の手応えを感じている模様だ。
それでも期待値が高いからこそ、矢野監督の評価は手厳しい。この日の及川の投球について問われると「うーん、物足りんね」とニヤリ。「真っすぐの質というか、立体感がなく平面的なんだよね。もう少し角度があればゾーンの中でも空振りやファウルがとれるようになるし、ピッチングに幅も出るし余裕も生まれる」とし、〝捕手目線〟で弱冠20歳の若武者の更なる成長を願った。












