神様、仏様、ビエイラ様!? 巨人のチアゴ・ビエイラ投手(29)が28日にジャイアンツ球場で自主トレを行った。

 練習開始前には、来日後の隔離期間などを経て同球場での練習を再開していたメルセデスと久しぶりに遭遇。普段からとにかく明るいビエイラのテンションはますます上昇し、満面の笑みで再会の喜びを分かち合った。

 笑顔が絶えなかったビエイラだが、今オフの去就に周囲は気をもんでいた。メジャーの複数球団が獲得に乗り出すとの情報が駆け巡り、巨人から流出する可能性があったためだ。しかし、当の本人が「ジャイアンツが日本でプレーするチャンスをくれた。(メジャー球団からの)契約の詳しい内容に入る前に残留することを決断していた」と明かしたように〝チーム愛〟を貫き、巨人一択で残留を決断した。

 もしも移籍していれば、クローザーが白紙に戻るばかりか、ブルペン陣の戦力ダウンは否めないところだった。残留してくれた感謝をどうしても伝えたかったのか、スタッフの一人はビエイラの目の前で両手を合わせて一礼。これにはビエイラも「オブリガード!(=ポルトガル語で「ありがとう」)」と大爆笑だった。

 昨季はNPB最速となる166キロをマークし、56試合で19セーブ、防御率2・93。もはやチームに欠かせない剛腕が今年もブンブン腕を振る。