ノアの清宮海斗(25)が2022年プロレス界の主役を先行予約だ! 来年1月1日日本武道館大会でGHCナショナル王者・拳王に挑戦する清宮は、同8日の新日本プロレス横浜アリーナ大会での対抗戦ではオカダ・カズチカとの対戦を熱望している。今年はまさかの低迷に苦しんだが、年始の2大ビッグマッチで一気に新時代を到来させる。

 元日決戦で拳王に挑む清宮は「GHCヘビーに潮崎(豪)さんの挑戦が決まって、やられたなと思っていて。実績、期待感で今現在劣っているので、なら自分がどう中心に…と考えた時に行くならナショナルだと。セミなのでメインも当然意識してます」。聖地でのトップ戦線返り咲きへの強い思いを明かした。

 若くして団体の中心に立ち、プロレス大賞でも2年連続(2018~19年)で敢闘賞を受賞したが、今年はまさかの低空飛行に終わった。3月福岡大会で武藤敬司とのGHC戦に敗れ、スランプに突入。「苦い思い出の方が圧倒的に多いですよ。こんなに暗い1年になるとは…。どうしたらいいかというところまでいったんですが(9月の)横浜でのNOSAWA論外選手との試合でつかめた気がしますよ。これまで周りの意見ばかり気にしすぎていたのかなと」と振り返ったが、GHCヘビーを失った20年1月以来2年ぶりのシングルベルト奪取で完全復活を証明するつもりだ。

 負けられない理由は他にもある。その1週間後には新日本との対抗戦という大舞台も控えている。かねてオカダ・カズチカとの対戦を熱望している清宮は「ベルトを取ってチャンピオンとして行きますよ。そうすれば団体を背負っているって見られますし、そのつもりで言っているので」と決意を明かした。

 対抗戦開催発表会見では、新日本を代表して参加した棚橋弘至の対角に立った。丸藤正道が務めてきた「ノアの顔」に抜てきされたのは期待の表れ。清宮も「覚悟はできてる。自分だという覚悟と自覚があるので」と責任感をのぞかせた。ちなみに会見で羽織っていたジャケットのサイズが異様に大きかったことでも関係各位をザワつかせたが「何を言ってるんですか。あれが最先端ですよ」と豪語した。

 年始から両ビッグマッチで主役を強奪すれば存在感は一気に増大するだけに「ノアとしても飛躍の年かもしれないですし、清宮海斗の時間を見せていかないといけない。来年は俺の時間です」と宣言。日本武道館を〝始まりの地〟として逆襲を開始する。