侍投手4人が10日、WBC1次ラウンドC組のチェコ戦(東京ドーム)で見事な投球を披露した。先発・高橋宏斗投手(23=中日)が5回途中を2安打無失点に抑えれば宮城大弥投手(24=オリックス)、金丸夢斗投手(23=中日)―北山亘基投手(26=日本ハム)の3人は1本のヒットも許さない完璧な内容で完封リレーを完成させた。
ここまでの3試合は山本(ドジャース)、菊池(エンゼルス)、菅野(ロッキーズ)と全てメジャーリーガーが先発を務めており、日本の球団の選手としては高橋が今大会初の先発マウンド。「WBCの大会で先発ピッチャーとしてマウンドに上がることは、ずっと目標にしていたこと。すごくうれしい思いと、しっかりとやらないといけないなという思いで、マウンドに上がりました」という高橋は「ストレートでしっかり押していきながら、持ち味のスプリットで打ち取るという形を(中村)悠平さんと話し合って、それが試合の中で表現できたのは良かったです」と、先発の役割を果たしたことに手応えを感じた様子だった。
侍ジャパンは15日に米国・マイアミでD組2位(12日に行われるドミニカ共和国―ベネズエラ戦の敗者)と準々決勝を戦う。「ここからアメリカに行って世界最高峰のチーム、打者と対決できるということは、これ以上にないくらい自分を成長させてくれると思います。また、そこで抑えることができればもっともっと自分に自信が持てると思う。必ず勝ちにいくんだという気持ちと抑えていくという気持ちをもってマウンドに上がりたい」。
3年前のWBC決勝・米国戦でトラウト(エンゼルス)、ゴールドシュミット(カージナルス)、シュワーバー(フィリーズ)を打ち取って世界一に貢献した右腕はマイアミでの勝利を誓った。












