侍ジャパンの若月健矢捕手(30=オリックス)が逆転勝利に胸をなで下ろし、元同僚の吉田(レッドソックス)に感謝した。8日のWBC1次ラウンドC組オーストラリア戦(東京ドーム)は打線が打ちあぐね、スコアレスで迎えた6回、一死二塁のピンチで二走ホワイトフィールドが意表を突く三盗を敢行。あわてた若月の送球が右にそれ、一気に本塁突入を許してしまった。

「間に合わないかな、と思ったけど…暴投になってしまって申し訳なかったです。中途半端になってしまった」。菅野(ロッキーズ)、隅田(西武)を好リードしていただけに痛恨の悪送球となったが、7回に吉田が重いムードを吹き払う逆転の2ラン一閃。ミスを帳消しにしてもらっての勝利に「頼りになる先輩ですし、オリックス時代からミスを何度もカバーしてくれてる人。味方になると頼もしさを感じます」と改めて吉田の凄さを認識した。

 打撃では初戦の台湾戦に続いてこの日も安打を放ち「バットの方では最低限できたかな」と胸を張り、準々決勝に向けて「一発勝負になると思うんで気を引き締めてやっていきたい」と力を込めた。