日本屈指のスーパースターでWBC日本代表として出場している大谷翔平(31=ドジャース)が、国内外を問わず称賛を集めている。
侍ジャパンでは7日の韓国戦までの2試合を終えて打率8割3分3厘、2本塁打、6打点の大爆発でチームの連勝に貢献。今大会は投手として登板しない見込みだが、余りある打力と圧倒的な存在感で侍ナインをけん引している。
米メディア「ヤードバーカー」は7日(日本時間8日)、〝野球の神様〟と呼ばれるベーブ・ルースと比較し「大谷翔平はベーブ・ルースでもできなかったことを成し遂げている」と主張した。
「野球関係者は選手が何か非凡なことをするたびに必ずベーブ・ルースの名前を持ち出す。誰かが途方もない本塁打数を打てばベーブ・ルースとの比較。投手がバットを握ってスタンドに打ち込めば、再びベーブ・ルースの名前が挙がる。このスポーツは1世紀以上も彼をものさしとしてきた。そこに大谷翔平が現れ、議論全体を複雑にした」
球界の常識では、選手は投手か野手のどちらかに特化する。どちらかの道を極めるだけでも至難の業だからだ。二刀流で比べるとすればベーブ・ルースくらいしかいないが、同メディアは「議論を簡潔にまとめるとこうだ。ルースはキャリアの初期にレッドソックスで投手としてプレーした。大谷は投げて打つ。以上で決着」と断定している。
その最大の理由には野球そのもののスタイルの変化を挙げている。現在は投手の分業化が進み、球速も100マイル(約161キロ)を超えてくる。迎え撃つ打者も打ち返すだけの力をつけ、膨大なデータを頭に叩き込んだ上で練習に取り組む。そのため「ルースがプレーした野球と大谷が毎晩やる野球とは、とても同じスポーツとは思えないほど様相が異なる」とし「大谷はもっと大きなことを成し遂げようとしている。彼は二刀流という概念がとっくに過去のものになった野球界で偉業を成し遂げようとしている。そして、どういうわけか、それが続いているのだ」と分析した。
新たな道を切り開き続ける大谷。球界の常識もまた進化していきそうだ。












