MLBの2025年シーズンはドジャースのワールドシリーズ連覇で幕を閉じ、オフに入った。

 MLB公式Xは5日(日本時間6日)、トロントで行われたブルージェイズとの第7戦の平均視聴者数が米国、カナダ、日本で「5100万人」に上ったと伝えたが、国内の都市別では興味深い結果も表れている。

 地元紙「ロサンゼルスタイムズ」の記者、ビル・シャイキン氏は自身のXに「クイズ」として「ロサンゼルス以外でワールドシリーズの視聴率が最も高かった米国の都市は?」と投げかけた。そして、その答えは同地区のライバル・パドレスの地元である「サンディエゴ」と種明かしした。

 パドレスといえば、ドジャースに最も対抗心を燃やし、6月の対戦では死球が乱れ飛び、乱闘騒動にまで発展した。ファンも燃え上がり、ペトコ・パーク内でドジャースファンとトラブルになることも少なくない。

 この結果を受け、米メディア「エッセンシャリー・スポーツ」は「データが暴いた笑える真実」と題して「(ドジャースの試合を)嫌々見る行為は単なる気まぐれではなかった」と報道。昨年のドジャースとヤンキースのWSでもロサンゼルスに次いで2位となったのは、ニューヨークではなくサンディエゴだったと指摘した。

「長年『パドレスは執着しすぎだ』と主張してきたドジャースファンは、究極の自慢材料と統計的証拠を入手した」「自チーム(パドレス)がシリーズから脱落して2年連続で2位の高視聴率を記録した事実は、単なる偶発的なものではない。ナ・リーグ優勝決定シリーズから敗退した記憶がいかに鮮明に残っているかを証明している」

嫌いは好きの裏返し?ドジャースを見届けるパドレスナイン
嫌いは好きの裏返し?ドジャースを見届けるパドレスナイン

 パドレスファンはドジャースのWS敗退を願っていたものとみられるが、皮肉にも宿敵が歓喜する最終戦まで観戦し続けることに…。ただ、その〝熱量〟は本物といえそうだ。