パ5位の西武は21日の4位・楽天戦(楽天モバイル)に8―2と完勝し、ゲーム差を2・5に戻した。3位・オリックスとのゲーム差は残り11試合で6・5となっている。
先発した4年目・隅田知一郎投手(26)は6回99球を投げ5安打2失点で悲願の10勝(9敗)に到達。8月9日に王手をかけ降雨ノーゲームとなった10日の楽天戦を含め〝6度目〟の挑戦で2桁勝利の壁を破った。
昨年までの2年間は9勝止まり。3度目の正直で壁を破った隅田は「ファンの皆さんには歯がゆい思いをさせてしまったんですけど、ずっと応援してもらっているので、期待に応えることができてうれしいです」とホッとした表情を浮かべた。
その上で「4点差ある中で7回に行かせてもらえないのはボク的には悔しい。もっと成長した姿をこれから見せていけるように頑張りたい」と反省の弁も。15安打8得点と強力な援護をもらった味方打線については「野手の皆さんの『10勝しろ!』というメッセージが伝わりました」と感謝を語った。
2021年ドラフトでは4球団が競合した末、いの一番に1位指名を公言していた西武が交渉権を獲得し大卒1年目から先発ローテーション入りした隅田。その1年目は1勝10敗。パ・リーグ新人としては史上初の10連敗を喫した試練のシーズンとなった。そして2年目、3年目はともに9勝10敗と10勝に王手をかけながらあと一歩届かず。4年目の今季、先発投手にとって大きな意味を持つ悲願の2桁勝利にようやく達成した。












