フィリーズで〝造反事件〟がぼっ発した。フィリーズはリーグトップの49本塁打をマークしているカイル・シュワバー外野手(32)らを擁し、ナ・リーグ東地区首位を快走。30日(同31日)の本拠地ブレーブス戦も延長10回、3―2で逆転サヨナラ勝ちを収めたが、歓喜のはずのエンディングでファンはドン引きしかねない光景を目撃してしまった。
1点を追う10回二死満塁から主砲・ターナーが右前へ運び、三走に続き二走のニック・カステヤノス外野手(33)が生還。劇的な決着となったが、本塁へ足からスライディングしたカステヤノスはすぐに立ち上がると喜ぶどころか、仏頂面のまま歓喜の輪に一人背を向けた。
カステヤノスは6月16日(同17日)のマーリンズ戦で8回から守備固めで交代させられたことを公然と批判。トムソン監督に「一線を越えた」とされ、翌日の同カードから先発を外され、2023年9月から続いていた現役2位となる先発出場連続記録が236で途切れた。
そして前日29日(同30日)の同カードでも9回に守備固めで交代させられ、試合後「交代に不満を感じているか?」という米メディアの取材に「YES!」と即答。これを聞いたトムソン監督は「ドアでエゴをチェックして、行きましょう」と意味深なコメントを残し、両者の溝が浮き彫りとなっていた。
カステヤノスの不遜なサヨナラシーンはSNSでも話題となり「彼と一緒に祝う人もいなかった。問題がある」「彼は(勝利に)まったく興味がなかった」「チームと一緒に祝わなかったなんてクズだ」と問題視する意見が飛び交った。その一方でカステヤノスは10回先頭で右手に死球を受けており「手首が痛かったんだよ、きっと」と、かばうファンもいた。
カステヤノスの行動は米メディアも注視しており、「クラッチ・ポインツ」は「カステヤノスが金曜日の試合で守備交代のために交代させられたことに不満を表明したことで、ファンは批判的な目で試合を見守っていた。そして、サヨナラヒットで決勝点を挙げた時の彼の反応は厳しく吟味された」と報じた。
メジャー通算249本塁打を誇り、オールスター戦にも2度出場しているカステヤノスは今季、128試合に出場して打率2割5分3厘、16本塁打、61打点をマークしている。












