ドジャース・大谷翔平投手(30)の2号ソロで盛り上がった27日(日本時間28日)のタイガースとの米国開幕戦。チームは3連勝し、本拠地は興奮に包まれたが、そんな熱狂の裏で不穏な動きがあったという。現地メディアがドジャー・スタジアムの外で抗議デモがあったことを28日(同29日)、伝えた。
デモを行ったのは「化石燃料に反対するドジャーファン」というグループ。1962年の球場オープン以来スポンサーを務めている化石燃料会社「76」を所有する大手石油会社「フィリップス66」とのスポンサー契約をやめるよう、球場の外で数十人がプラカードを掲げてビラを配り「環境責任に対する裏切りだ」と抗議した。
チームのマーク・ウォルターオーナーらが「フィリップス66」と提携し、球場全体にそのブランドを目立つように表示することで環境破壊を推進していると非難する同グループのザン・デュビン氏は地元紙の取材に「これは単なる広告ではなく、有害な産業を正常化している」と語ったという。
このデモに関心を寄せたメディアも多く「ザ・トリビューン・カリフォルニア」は「ドジャースの開幕戦は、スタジアムの石油スポンサーに対する抗議で台無しに」という見出しで報道。「ドジャースは2024年のワールドシリーズ優勝を記念した祝賀会で2025年のMLBシーズンの幕を開けたが、スタジアムの外ではそれとは全く異なるメッセージが伝えられていた」と伝えた。
さらに「ドジャースはまだ抗議について公に語っていないが、圧力が弱まることはなさそうだ。ロサンゼルスは2026年のワールドカップと2028年のオリンピックの開催地となる予定で、ドジャー・スタジアムのような注目度の高い会場に対する環境監視は強化されると予想される」と解説した。












