ソフトバンクは25日、宮崎颯投手(25)の支配下選手登録を発表した。2022年育成ドラフト8位で入団した左腕は、今季ウエスタン・リーグ20試合に登板して1勝1敗3セーブ、防御率1・11の好成績をマーク。この日、みずほペイペイドームで行われた会見で真新しい背番号「85」のユニホームに身を包んだ左腕は「プロ野球選手としてスタートラインに立てたので、ここからまた上にはい上がりたい」と立身出世を誓った。

 23年1月に左肘内側側副靱帯再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、長いリハビリを乗り越えてつかんだ支配下昇格だけに喜びもひとしおだ。「手術をして周りとの差ができてしまったが、回復したらすぐに〝まくってやる〟という気持ちは強かった」。育成入団した同期の前田純らが一足先に一軍の舞台にかけ上がる姿に「率直に悔しかった」と本音を吐露。昨年6月に初の実戦登板を果たすと、有言実行で階段を上ってきた。

 150キロを超える直球が売りの左腕。ストロングポイントは「力強い真っすぐと投げっぷりの良さ」と自ら語り、一軍戦力として「そこを前面に出して、全力で腕を振って打者を抑えていきたい」と所信表明した。

 プロ野球の支配下登録期限は7月31日まで。宮崎の昇格でソフトバンクの支配下選手は69人となり、残す枠はあと1枠となった。