日本ハムの新庄剛志監督(53)に対し、球界やメディア関係者から「永久球宴大使」就任に向けた待望論が巻き起こっている。
「マイナビオールスターゲーム2025」に全パのコーチとして参加。23日の第1戦(京セラ)では自ら160万円を費やして購入した「電光サングラス」をひそかに用意し、試合中に「スクイズ」のサインを表示させる奇想天外パフォーマンスでファンや選手ら周囲の度肝を抜いた。24日の第2戦(横浜)でも前夜に続き自身が発案した〝ガラポン〟による「打順抽選」を敢行。試合前から野球ファンの注目を集め、始球式では佐々木主浩氏(57)と対峙し、フルスイングを試みてスタンドのファンを沸かせた。
「(捕手役だった)谷繁さんに頼まれたんでね。(19)98年の再現をしてくれってね。本当は打ちたかったんだけどね、フェン直ぐらい。でも谷繁さんが防具してなかったから…打つのやめました(笑い)」(新庄監督)
現役時代と同様にコーチでも野球界の一大イベントである球宴を最初から最後まで盛り上げた新庄監督。これには球界関係者やファン、選手までもが大喜びだった。現場でも各方面から「やっぱり新庄監督がいる、いないではオールスターの面白さが違う」と改めて存在感の大きさを痛感する声が後を絶たなかった。
そんなサービス精神旺盛でファンや試合を盛り上げてくれる「エンターテイナー」だけに単発的な参加で仮に終わってしまうことになれば、あまりにも惜しい。そこでメディアを中心に待望論が巻き起こっているのが新庄監督の恒久的な「球宴出場」だ。
某キー局の放送関係者は「新庄さんには華があるだけでなく、ファンやテレビ視聴者をくぎ付けにする魅力、面白さがありますからね。実際に23日の初戦も新庄さんがいつ何をするか分からないため、多くの野球ファンがテレビやネット等を通じて新庄さんの動向を試合前からずっと見守っていたようですから」と指摘。
その上で「今、そんな周囲の注目を一身に集める野球関係者なんて大谷(ドジャース)と新庄さんぐらいしかいない。だからこそ、テレビ界やネット界隈では『大使やアドバイザーでもいいから何とか毎年球宴に出てくれないだろうか』という声が出始めているのです」と続け、新庄監督に熱烈なラブコールを送っている。
日本ハムを率いる新庄監督は今季リーグ優勝を果たせば、本来なら自動的に来季球宴の全パ監督として就任資格を得る。ただ指揮官は昨季終了後に自身の進退について「僕の人生なんでね。僕の好きにやらせてもらいます」と語っていたように、今季の結果次第で自らユニホームを脱ぐ可能性も示唆している。そうなれば球宴再登場がなくなるばかりか、球界や放送界、ファンにとっても大損失になりかねない。そこで周囲が予防線を張りつつ、現段階から新庄監督の「球宴残留プラン」を模索しているというワケだ。
新庄監督はこの日の試合後、2日間にわたって行われた球宴の感想について「楽しかったね。プレッシャーもないし。ただ(第2戦は)最初に点取り過ぎたでしょう。同点なら用意していたんだけど…」とコメント。新たなパフォーマンスが〝不発〟に終わってしまったことを明かしていた。
夢の球宴でも存在感が際立った球界のお祭り男。唯一無二の指揮官だけに周囲が必要とするのもやはり当然か。












