「マイナビオールスターゲーム2025」第2戦(24日・横浜)に全セの先発投手として登板した村上頌樹投手(27=阪神)は2回を投げ7安打6失点。全パ・ヘッドコーチの新庄監督(日本ハム)が提唱した〝ガラポン打線〟にボコボコに打ち込まれ、苦笑いを浮かべるしかなかった。

 立ち上がりの初回に宗山(楽天)→清宮(日本ハム)に連打を浴び、いきなり一、二塁のピンチ。続く山川(ソフトバンク)こそ遊飛に打ち取ったが、次打者の山本(ロッテ)に先制の2点適時二塁打を献上。守備の乱れの間に打者走者が三塁へ進むと、西川(西武)には中犠飛を献上し、この回だけで3点を失った。

〝虎の村神様〟の悪夢は2回に入っても続いた。寺地(ロッテ)→滝沢(西武)を連続して打ち取り二死無走者とし、立ち直りの気配を見せたが、ガラポン打線の9番に入った万波(日本ハム)に対し、球速の計測が不可能なほどの〝超スローボール〟を投じると、これを見事に捉えられ左中間を割る二塁打に。再びペースを崩した村上はここから3連打を浴びさらに3失点。全セは序盤から大量6点のビハインドを背負うハメとなってしまった。

 ここで一塁側ベンチから飛び出してきたのは阪神のチームメートの近本と大山。マウンドに駆け寄り右腕にひと息つかせると、村上も表情を緩めリラックス。次打者・山本の打席の間に一走・山川が盗塁に失敗したため、ここでようやく3アウトチェンジとなった。

 降板後、報道陣に「大舞台を楽しむことはできたか?」と問われた村上は「楽しめなかったです。普通に打たれたので申し訳ないって気持ちです」と炎上劇にトホホ顔。近本&大山の〝マウンド介入〟には「ビックリした」とのことで、ワラにもすがる気持ちで「助けてください」と、頼りになる先輩2人に救いを求めていたと明かした。

 マウンド上での結果にこそ恵まれなかったが「他球団の選手といろいろ話すことができた。他愛もない話でイジったりイジられたりしながら楽しく過ごせた」と右腕は振り返った。