ソフトバンクは9日のオリックス戦(京セラ)に1―0の零封勝ちで、7カード連続の勝ち越しを決めた。貯金は今季最多の「14」。先発の大関友久投手(27)が7回5安打、無失点の快投で6勝目を挙げた。左腕は5試合連続のハイクオリティースタート(7回以上、自責2以下=HQS)をマーク。リーグ5位の防御率は1・83に良化した。

 打線は相手エース・宮城大弥投手(23)に8回3安打、11三振に封じられたが、3回に野村勇内野手(28)の適時打で先制。虎の子の1点を大関―藤井―杉山の零封リレーで守り抜いた。最後を締めた杉山は10セーブ目。守備でも牧原大、川瀬が好守で盛り立てるなど「投手中心の守り勝つ野球」でオリックスとの上位対決に連勝した。

 試合後、小久保監督は「(先頭から)3連打でどうなるかと思っていた。初回がすべてだった」と振り返り、大関が初回に無死満塁のピンチを背負いながら無失点に切り抜けたシーンを試合のポイントに挙げた。その上で「調子がよくなくても、低めに丁寧に集めてゲームをつくれる」と大関の安定感を高く評価。最少得点での勝利に「投手陣の踏ん張りに尽きる」と価値ある1勝を喜んだ。