ドジャースのキケことエンリケ・ヘルナンデス内野手(33)が、意外な形で「闘志の源」を明かしている。かねて米総合格闘技団体「UFC」の熱狂的なファンであることを明かしており、自身のプレーの裏側にはオクタゴンの中で繰り広げられるMMAファイターたちの姿があるという。そんな〝素顔〟についてインド系の米メディア「スポーツ・キーダ」が赤裸々に報じている。
キケは今年1月、妻のマリアナ・ビセンテ夫人とともにカリフォルニア州イングルウッドで開催された「UFC 311」を現地観戦。SNSでは、同大会の模様を興奮気味に投稿していた。次なる注目の一戦としてクローズアップしているのが、6月28日(日本時間29日)にネバダ州ラスベガスのT―モバイルアリーナで開催される「UFC 317」のメインイベント、イリア・トプリア対チャールズ・オリベイラのライト級王座決定戦だ。
キケはこの試合に向け、トプリアへの〝忠誠心〟を示している。UFCのCEOであるダナ・ホワイト氏がアップした大会プロモーション動画を、インスタグラムでシェア。その際にトプリアがシンボルとしている「赤いバラ」の絵文字を添えたのだ。スペイン出身の彼は「エル・マタドール(闘牛士)」の異名を持ち、闘牛文化と関わり深いバラを試合の象徴としている。
キケのUFC愛は以前から知られている。5月の「UFC 315」ではウェルター級タイトルマッチに勝利し、新王者となったジャック・デラ・マダレナの勝利をSNS上で称賛している。一方ではマダレナが新チャンピオンとなった影響も重なり、ライト級王座を返上したイスラム・マカチェフとトプリアのスーパーファイトが実現しなかったことに深い失望の念を漏らしていたばかり。その投稿には「イリア対イスラムを待たねばならない」と書き添え、明らかな無念さをにじませていた。
一見すると、MLBとは無縁にも見えるUFC。しかし、キケはリングの中の闘志を、グラウンドでの原動力に変えている。派手さと情熱の裏にある〝格闘家の精神〟こそが、彼のプレーを支えているのかもしれない。












