令和のミスター・ドラゴンズ襲名だ――。中日・岡林勇希外野手(23)が18日のオリックス戦(バンテリン)で4打数3安打2得点と大活躍。連敗を3で止める6―3の勝利に貢献した。

 直近5試合で20打数11安打2打点と打ちまくっており、打率3割1分3厘はリーグトップ。他部門も83安打(1位)、13盗塁(2位)、4三塁打(1位)、出塁率3割6分9厘(2位)とセ・リーグの打撃ランキングで軒並み上位にランクインしている。井上監督も「岡林は交流戦に入ってから絶好調。今、岡林なくしてドラゴンズはないというくらい彼が引っ張ってくれている」と全幅の信頼を置く。

 走・攻・守でチームをリードする岡林だが、それだけではない。この日の試合で中日は2025年度の主催ゲーム観客動員数が100万人を突破。昨年比で2試合速いペースとなっており、球団サイドが収集したデータによれば20代の女性客が増加傾向にあるという。

 岡林といえば、チーム内でも女性人気は常に上位にランクイン。今年3月に発表された球団主催の「ドラゴンズ推しメンコンテスト2025」でも福永、高橋宏に次ぐ3位だ。球団内では「高橋宏や岡林ら地元出身の若い選手たちの活躍で同世代の人たちの関心が高まっているのではないか」と言われ、人気面でもドラゴンズを引っ張る。

 それでも岡林は「(安打数トップについては)そんなのはどうでもいいです。1日1日を大切にしていきたい。やるだけです」と大活躍にも関わらず謙虚な姿勢を貫く。

 そんな背番号「1」に対し、チームメイトからも「あれだけヒットを打っているということは、配球の待ち方もうまいと思うし、技術的にもすごい」と絶賛の声が次々と上がっている。岡林がバットと足、さらに守備でチームを引っ張っていけば、ドラゴンズの上位進出の可能性は高まりそうだ。