メッツのフアン・ソト外野手(26)が移籍後初のヤンキー・スタジアムでのヤンキースとの「サブウェイシリーズ」に「2番・右翼」で先発出場し、初回の1打席目は四球で出塁。すぐさま二盗を決めた。

 昨年FAになったソトはヤンキースの慰留を振り切り、同じニューヨークを本拠地とするメッツにプロスポーツ史上最高額の15年総額7億6500万ドル(約1147億円=合意当時)で移籍。ヤンキースファンは「裏切り者」と激怒。手ぐすね引いて〝初登場〟を待ち構えており、全米の野球メディアが注目していた。

 初回一死無走者でソトが打席に入るとヤンキースファンは耳をつんざくばかりの大ブーイングを浴びせた。ソトがヘルメットを掲げてあいさつすると音量はさらにアップした。異様な雰囲気の中、先発ロドンは3球連続ボールで4球目にストライクを取ったものの、四球で歩かせた。続くアロンソの打席で一塁で大きくリードすると二塁へスタート。ロドンが一塁にけん制球を投げたものの、余裕で二塁を陥れた。アロンソとビエントスが凡退して無得点に終わると、一転、大歓声に包まれた。

 初回、右翼の守備に就く直前、右翼席のファンはグラウンドに背中を向けて抗議。守備位置に走るとこれまた大音量の罵声が飛んだ。ソトが声援に応えるかのように左手を挙げて〝挑発〟するとファンは激怒。再びブーイングの波に襲われていた。