レッドソックスのラファエル・ディバース内野手(28)の一塁転向拒否問題の波紋が広がっている。

 米スポーツサイトのブリーチャーリポートは13日(日本時間14日)に「レッドソックス騒動の中、ディバースにトレードの噂」というタイトルの特集記事を掲載し、移籍先候補10球団を挙げた。

 ディバースは三塁にこだわりを持っていたが、2月のキャンプ中、ブレグマンの加入でDHへの転向を打診されると最初は難色を示したものの、最終的に受け入れた。ところが、左ヒザを負傷した一塁手のカサスが今季絶望となると、一塁転向を打診されると拒否。そればかりか、「彼はプレーしていたし、こういう風にポジションを変えるのが簡単じゃないことは分かっていると思いたい」とブレスロー編成本部長を批判するような発言をしたため、地元メディアを中心に騒動に発展。終息が見通せない状況だ。

 移籍先候補の10位は同地区ヤンキース。しかし同サイトは禁断とされるトレードは「あり得ない」と強調した。9位ダイヤモンドバックス、8位タイガース、7位メッツ、6位エンゼルス、そして5位には「今オフ、スター三塁手をトレードで獲得することは、非常に理にかなっている」とドジャースを挙げた。4位フィリーズ、3位カージナルス、2位カブス、1位はナショナルズを選んだ。

 米スポーツサイトのアスレチックは12日(同13日)に「ディバースがいつかトレードされるという考えは、それほど突飛なものではない」と指摘。USAトゥデー紙(電子版)も「次のステップはディバースが正式にトレードを要求することかもしれないが、それはおそらくオフまで強く検討されることはないだろう」と見ている。

 生え抜きのディバースは球団史上最高額の10年総額3億1350万ドルで2033年までの契約を結んでいるチームの顔だ。〝フロント批判〟発言をどう決着させるのか。難しい決断になりそうだ。