ヤンキースがメジャー史上初となるシーズン2度目の初回先頭から3連発を記録した。
29日(日本時間30日)の敵地オリオールズ戦で1番・グリシャムが8号ソロ、2番・ジャッジが9号ソロ、3番・ライスが7号ソロをマークし、15―3で大勝。昨年9月1日にはドジャースの大谷、ベッツ、フリーマンのMVPトリオも先頭から3者連続本塁打を放っているが、ヤンキースは3月29日のブルワーズ戦でもゴールドシュミット、ベリンジャー、ジャッジが先頭からの3連発を記録しており、1シーズンで2度記録したのはメジャー初の快挙となった。
そんな記録の立役者となった主砲のアーロン・ジャッジ外野手(33)がMLB公式サイトのインタビューで、ファンと口論になって物議を醸したレッドソックスのジャレン・デュラン外野手(28)について言及。「彼を少し知ってみると、彼は素晴らしい子だよ。彼には明るい未来が待っている。なんて素晴らしいアスリートなんだろう」と語った。
デュランは27日のガーディアンズ戦で観客席からヤジを飛ばされ激高。この男性客に詰め寄り、球場は騒然となった。
デュランは8日に公開されたネットフリックスのドキュメンタリー番組で、過去に重度のうつ病を患い自殺未遂に及んだことを告白。ヤジはこの自殺未遂に関連する内容で、男性客は強制退場となった。
ジャッジは「私たちはみな、人生の苦労、浮き沈みを経験する。ジャレンが勝ち続け、それでも彼が好きなことをやっているためには、彼が経験したこと、日曜日に経験しなければならなかったことを私は間違いなく感じている。ブーイングもできるし、パフォーマンスについて何でも言いたいことをいえるけど、クリーブランドで起こったことは行き過ぎだ」とデュランの気持ちをおもんぱかった。
〝聖人〟とも呼ばれるジャッジの人間性があふれ出るこの発言には米メディアも感心しきりだ。
「ファンサイデッド」は「ジャッジのデュランに対するあふれんばかりの支持は見ていて新鮮だ。彼らはフィールド上ではライバルかもしれないが、ジャッジがデュランに共感を示すことは、彼がどのような人物であるか、そして彼がどのように優先順位を理解しているかを物語っている」と称賛。名門ヤンキースの第16代主将の器はでかい。












