西武・松本航投手(27)が7日の日本ハム戦(エスコン)に登板し8回を94球、4安打1失点(自責点0)5奪三振で11―1の勝利に貢献。今季初勝利をマークした。

 前回3月31日(楽天戦=5回3失点)の悔しさを拭い去る力強い投球だった。

 初回から140キロ台後半のストレートでぐいぐいストライクゾーンを攻めた。

 4回までに味方打線から5点の援護をもらい、投球はさらにシンプルに力強くなり7回まで、わずか67球で散発2安打投球。マダックス(100球以内で完封勝利)が十分狙える投球内容だった。

 しかし長短5安打を集中した味方打線の8回の攻撃に時間を要し、松本のリズムが崩れる。その裏、2安打と味方失策が絡み一死満塁のピンチを背負うと代打・細川に押し出し四球を与えスコアボードに1点が記録された。

 それでも11得点の試合を大味な展開にすることなく締めた投球で今季初勝利をマークした。

 松本は「前回悔しい思いをしたので、やっとシーズンがスタートした気持ち。初回から打者の皆さんが点を取ってくれたこと、古賀が良さを引き出してくれたのでいい投球ができました」と女房役に感謝。最終8回は「このイニングは出し切ろうという思いで一生懸命、腕を振りました」とチームを3カード連続勝ち越しに導いた渾身の94球を振り返った。