10、11月に予定されていた日本代表のカタールW杯アジア2次予選が来年に再延期となり、来季のJリーグがしわ寄せを受けそうだ。アジアサッカー連盟(AFC)は新型コロナウイルスの影響により「アジア2次予選を来年に延期する」と発表。日本代表はもともと3月にミャンマーとモンゴル、6月にタジキスタン、キルギスとそれぞれ対戦する予定だったが、新型コロナ禍で10、11月に延期となっており、今回さらに来年へと再延期することが決まった。

 これで年内の代表公式戦はゼロとなり、森保一監督(51)も困惑する一方で、来年は試合数が激増する。国際サッカー連盟(FIFA)はすでに9月に予定された国際Aマッチデーを延期し、来年6月の同期間を7日間延長して組み込むことを決定。10、11月はそれぞれ9日間の国際Aマッチデーが設定されているが、今回の再延期により来年はさらに代表活動期間が増えることになる。

 そうなると大きな影響を受けるのがJリーグだ。来夏に東京五輪が開催されれば1か月以上の中断をはさむ上、今年予定された代表活動期間が合わせて1か月近く加わることになる。もちろん新型コロナ禍の状況も不透明なため、Jリーグの超過密日程が予想される。

 日本サッカー協会の反町康治技術委員長(56)は6月のW杯予選が延期になった際に「まだ具体的にどうこうというのは言えない」と戸惑っていたが、来季も代表活動と並行してリーグ戦を行う可能性もある中、今季と同じように大混乱は避けられない見通しだ。