ノアの清宮海斗(25)が〝キックの神童〟那須川天心(23)に刺激を受けた上で、若手の旗頭になることを誓った。

 清宮は来年1月1日の東京・日本武道館大会でGHCナショナル王者・拳王に挑戦。28日の調印式では、苦しみもがいた今年一年を「かけがえのない経験を積んだと思う。悔しいけどノアの中心には立てなかった」と振り返った。それだけに王者から侮辱的な言葉を浴びせられても「俺がGHCナショナルを取る。元日、日本武道館から俺の時間でノアを進めていく」と不退転の決意を語った。

 来年の飛躍を誓う中で刺激となるのは同世代の存在だ。過去にユーチューブでの共演や対談などで親交を持つ那須川が来年6月、ついにK―1のエース・武尊と対戦することが発表された。待望の夢カードに、清宮もSNSでツーショット画像を載せて反応。

 最近の交流については「練習しに行きますという連絡はしているんですが、なかなか行けていない状態」というが、対戦実現の一報で日本中を揺るがす那須川の影響力に「それくらい自分も価値を高めないとなと思う。自分に活を入れている」と負けん気を見せている。

 同世代という意味でもライバル心をのぞかせ「やっぱり刺激になる。格闘技に限らず(芸能界の)俳優など、どのジャンルでもプロレスが負けたくない。プロレスが一番いいものを世の中に提供できる自信がある。でも、若い選手がなかなかいない。30代、40代がトップとして活躍するプロレス界を自分が(若手として)変えていく姿を見せたい。道を切り開いていきたい」と他競技のライバルを意識しながら、熱い思いがほとばしった。そのためにまずは、ナショナル王座の奪取が至上命題となる。