新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」14日長野大会のDブロック公式戦で、デビッド・フィンレー(29)がYOSHI―HASHI(40)に3敗目を喫した。

 大混戦となっているDブロックはいまだ勝ち越し及び負け越しを決めた選手がいない。全選手が3勝3敗の勝ち点6で並ぶ可能性すら残っている状況だ。4勝に伸ばす可能性が残っているのは、フィンレー、ウィル・オスプレイ、鷹木信悟の3選手。直接対決でオスプレイと鷹木両選手に勝利しているフィンレーは、勝てばブロック突破決定の状況でYOSHI―HASHIとの最終公式戦に臨んだ。

 KUMAGORISHI(変型ノーザンライトボム)をPrima Nocta(スタナー)で切り返したフィンレーだったが、ACID DROP(変型スタナー)とトラッシュパンダ(変型首砕き)は回避されて決定打を放てない。ならばと強烈なラリアートから再びACID DROPを狙ったが、これも防がれるとYOSHI―HASHIの奥の手・業(カルマの体勢からのエビ固め)で丸め込まれてしまう。電光石火の3カウントを奪われ、痛恨の敗戦となった。

 これによりDブロックで4勝を挙げることができる可能性は、鷹木とオスプレイの2名に絞られた。フィンレーが突破を決めきれなかったことにより7人全員が同点となる可能性も引き続き残り、ますます混沌の様相。フィンレーは「まだ可能性は残っている。7人全員の同点を祈っている。大丈夫、敗退したわけじゃない。残りの公式戦の結果が俺に有利に転ぶよう祈るしかない。悔しいけど…ベストを祈るしかない。俺はポジティブに前だけ見て進んでく」と、最後の最後まで諦めないことを誓っていた。