
手放すわけにはいかない――。ドラゴンゲートのオープン・ザ・ドリームゲート王者YAMATO(40)が、ベルト死守に弾みをつけた。
極悪ユニット「R・E・D」のKAI(38)との4度目の防衛戦(26日、福岡国際センター)を控え、15日の後楽園ホール大会ではBen―KとともにKAI、B×Bハルク組と前哨対決。
一進一退の攻防を繰り広げ、最後はハルクに全知全能のフランケンシュタイナーを決めて勝利を収めたが、KAIの態度に黙ってはいられなかった。
試合後のリング上でKAIが「負ける覚悟はできてるか?」と切り出すと「年末の大掃除はいいから『激落ちくん』で(ベルトを)ピッカピカに磨いてといてくれよ」と挑発的なメッセージを放ったのだ。
すると、王者は「このベルトはドラゴンゲートの歴史が詰まった大事な宝なんだ。よそもののお前に巻く資格はない」ときっぱり。全日本プロレスでデビューし、その後にW―1にも所属した挑戦者を突き放した。
さらにYAMATOは「2022年は激動の年になる。その中で大黒柱が揺らぐわけにはいかない」と不動の存在として君臨することを誓った。
一方、東京スポーツ新聞社制定「2021年度プロレス大賞」で敢闘賞、技能賞にノミネートされながらも受賞を逃したことには「来年はMVPを狙いにいく。そのためにもベルトは俺が守り続ける!」と豪語。まずは今年最後の大一番に集中する。
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