DDTの遠藤哲哉(31)が、王者・樋口和貞(33)とのKO―D無差別級選手権(20日、東京・大田区総合体育館)前哨戦で不安を払拭した。
14日の後楽園大会では秋山準と組んで樋口、吉村直巳組と対戦。樋口とは強烈なチョップの打ち合いや投げ技を繰り出して一進一退の攻防が続いたが、最後はパートナーの秋山が吉村に3カウントを奪われた。
6月12日の「サイバーファイトフェスティバル」でノア・中嶋勝彦から張り手を浴びて失神。脳振とうで欠場していた遠藤は王座挑戦に向けて燃えていたが、今度はコロナ陽性が判明。復帰ロードにブレーキがかかり「体力も気力も奪われた」とやや悲観的になっていたという。
それでも、この日の前哨戦を戦い「呼吸しづらい部分はあったけど、動きに関して不安はない。キレは今まで通り」と手応えを感じたようで、大一番は問題なしを強調した。
前哨対決は一度きりとなったが「僕は欠場中も樋口の試合をずっと見ていた。樋口は僕の動きをイメージできているかどうか」と自信をみなぎらせる。
一方、13日にテレビ朝日系で放送された「プロレス総選挙」に自身を含めて団体の選手がランキングに入っていなかったことを受けて「見てもらえたら面白さを分かってもらえると思うけど、外に広めること。そこが今のDDTには足りてない」と悔しさをにじませつつ現実を受け止めた。注目度を高めるためにも、ベルト奪取は欠かせない。












