【全日本】諏訪魔が「リアル全日本」実現へ提言 経営陣と“ひとり団交”

2020年07月22日 11時00分

全日本プロレスの福田剛紀社長(右)と面談した諏訪魔

 全日本プロレスの3冠ヘビー級&世界タッグ王者の諏訪魔(43)が、要求していた経営陣との面談を実現させた。

 21日に暴走男が訪れたのは都内のオフィス。団体の象徴だった秋山準(50)がDDTにレンタル移籍したことにより、業界内に波紋が広がった。SNSを中心に全日本に対する厳しい声も届き、諏訪魔は「こういう状況で全日本プロレスどうなるんだ?っていうファンの思い、当然選手の中にもそういう気持ちがある」という思いから、今後の方向性を確認するため行動に移した。

 福田剛紀社長(54)との会談を終えると「俺は全日本プロレスに新たなフラッグシップを置いてもらえないかという内容は伝えさせてもらった。つい最近まで『脱・秋山』って言ってたけど、もうそういう次元じゃない方向性っていうのも示してもらったんで。福田社長の考えも聞いて、全日本プロレスに対してまい進する気持ちになった」と満足げな様子だった。

 一方の福田社長は詳細は明かさなかったものの、会談内容について「『リアル全日本』をつくり上げるということ。48年の歴史のいい部分を抽出して、新しいものを積み上げていく。どの時代のファンも『やっぱりプロレスって面白かったんだ』と再認識していただけるような戦いを見せていきたい」と語った。

 これで世界タッグ王座を保持するパートナー、石川修司(44)との3冠戦(25日、東京・後楽園ホール)に集中できる。諏訪魔は「“究極の5冠戦”前にはこの話をしたかった。リングで命を懸けて戦えるなっていう会談になった。まだまだ5冠王として現場を盛り上げるぞ!」と決意。リアル全日本の新たな象徴として君臨する。