
東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス王者、山下実優(26)がV4に弾みをつけた。
4日の新宿大会では、来年1月4日の東京・後楽園ホール大会(イッテンヨン)で迎え撃つ瑞希(26)とタッグマッチで前哨対決。試合中盤で、ついに2人が激突した。
腹部攻めに苦しむ瑞希がアティテュードアジャストメントをスリーパーで切り返し、執ようなフェースロックで王者を追い詰めるも、ギブアップは奪えない。
山下もダイビングフットスタンプをかわしてリターンクラッシュを決める互角の攻防。山下のカバーをダイビングフットスタンプでカットした瑞希に、怒りの投げ捨てジャーマンを放つ場面もあった。最後は山下が孤立する遠藤有栖をスカルキックで仕留め、勝利した。
最後は圧巻の強さを見せた山下は「私は今年、瑞希に負けているので、チャンピオンなのに正直余裕がない。余裕がないからこそ、イッテンヨン前からガンガン攻めていきたい」と語り、表情を引き締めた。
一方の瑞希は「強い相手を倒すのが私は好きなんだなって。ちょっと頭がおかしいかもしれないけど、ワクワクしてきた」と不敵な笑みを浮かべながら巻き返しを見据えた。
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