攻守で〝らしさ〟を欠いた。広島は19日の巨人戦(東京ドーム)に1―3で敗れた。先発・九里は5回3失点(自責2)と粘り切れず。打線も巨人先発・戸郷から8回までに7安打しながらも、拙攻が続いて1得点がやっとだった。

 また、5回には2失策が絡んで2点を失うなど、守備の乱れも響いた。佐々岡監督は「ああいう(5回の)ところで流れが悪くなっている。(投球から)リズムが悪くなった面もあるだろうけど、もう一回、引き締めてやっていかないと」と話した。

 首位攻防戦の第1戦に敗れ、2位に転落した。指揮官は「こういうミスは反省して、次に生かさないといけない」とした上で、20日以降に向けて「今までやってきた野球を継続してやっていく。そういうところでしょう」と語った。