日本野球機構（ＮＰＢ）による新人選手研修会が１２日、オンラインで行われた。
講義の中では、東京オリンピックで金メダルを獲得した侍ジャパン元コーチ、井端弘和氏（現Ｕー１２監督）が１２球団のルーキーへ「一人でも多く侍ジャパンに入ってほしい」というメッセージが送られた。
西武のドラフト１位左腕・隅田知一郎投手（２２＝西日本工大）は研修会終了後、「小学生の頃、テレビで見ていた偉大な方から応援メッセージをいただきすごく興奮した。（侍ジャパン入りは）自分もひとつの目標ですし、そういう対象になれる選手になりたいと思いました」と井端氏の言葉を受け止めた。
その上では隅田は「１年目からしっかり自分の能力を発揮していきたい。まずは自分は埼玉西武ライオンズの優勝に向かってしっかり腕を振っていきたい。テレビで見てくださるファンや子供たちに夢を与える職業だと思うので、社会人として恥ずかしくない責任感のある行動ができるプロ野球選手を目指したい」と足元を見つめた。
